釣り場の怖い話パート1

日南市の山の上の方にあるN湖での話

中学生の時に夜にバスを釣りに行くのにハマっていた時期があった

山の上にあるN湖は周りに明かりなど全くなく

麓まで降りなければ家もないし人気(ひとけ)もない

だけどそんなのは全くお構いなしのBONは一人で通い大体0時前には切り上げていた

ある時友人Nが同行したいと申し出てきたので一緒に行った時に起きた話だ

山を登り池が見えてくると遊泳禁止のでかい看板がありそれを起点に左と右へ道が分かれている

左の方に行くと小さな橋があるのだけどその上を拠点にして釣りをする事にした

談笑しながら釣りをしているといつの間にか0時を回っていたが

Nが「今日はオールナイトで行こうぜ」って言い出した

次の日の予定もなかったし了承した

それからしばらくして橋の上で休憩しながら色々と談笑した

Nは池の入り口の遊泳禁止の看板の方を背にして

自分は看板の方を向いて話をしていた

Nの背中の方向に丁度看板の辺りに赤い何かが見える

ユラユラと動いていた

何だろうあれってそれ(赤い何か)を見つめていると

バシッ

っと突然Nに叩かれた

「ちょっいきなり何するんだ痛いじゃないか!」と言い返すと

青ざめた顔で「なんか寒いんだよ帰りたいんだけど」と言い出した

続けざまに

「それにお前がいきなり真顔で向こう(看板の方向)を見て固まって話しかけてるのに無視するしさ・・・」と言ってきた

自分はイマイチ理解できなかったので詳しく聞こうとしても

Nの様子がどんどんおかしくなってくるのでその場を離れとりあえず退却することにした

近くの商店の自販機の前まで行き飲み物を飲ませてやっと落ち着いたので詳細を聞くことが出来た

要約すると

  • 二人で話している途中にいきなりBONが一点を見つめて硬直し呼びかけても応じなかった
  • それと同時にNの背中の方向から変な気配がして真夏なのに寒気それに不気味な空気が流れ始めた
  • 硬直は2~3分位続いてその間何回も叩いたり揺さぶったり呼びかけたりしていた

との事だった

自分も赤い何かを見た話とそれを見つめていた時間はたった何秒かだと話をした

考えても解決しなかったので今日の事は寝ぼけて見た夢だったんだと

そういう事にして解散した

時刻が2:44分だったのは今でも忘れはしない

2017年10月

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