どうもこんにちはライトゲーマーイワユウです。
今回はテイルウォークのライトロッド、LIGHT GAMER TZ S66UL が注文から一カ月の入荷待ちの末に手元に届いたのでレビューをしていきます!
日本を代表するソルトライトゲーマー木村壮大監修の渾身の三本。
極小ワームやメタルジグ、プラグまでシチュエーションと
使用ルアーを考えた凝縮された3アイテム。
ライトメバル、メッキ、カマス、サバ、イナダ、アジ、クロダイ、シーバス、アオリイカまで・・・
身近なターゲットをよりテクニカルに、繊細に。
誰よりも釣るために小型ルアーのポテンシャルを引き出す設計。
ブランクには高弾性素材を採用し、キャスト時のパンチ力、感度と操作性を重視。
細かく連続した操作の中でもフッキングレスポンスを優先したチューブラーのトップセクション。
キムソウが最もこだわるロッドバランスにも注目。
シーバス、エギングロッドの流用では味わえないライトゲームロッドの奥深さを明確に再分化。
その軽快な素材感をさらに引き出すチタンフレーム&トルザイトリングガイドをセッテイング。
斬新かつ軽量化を狙ったグリップデザインまで・・・
木村壮大のライトゲームへの想いが詰まっている。ーーーテイルウォーク公式より引用
ラインナップ
- S66UL
- S77L
- S88ML
今回のモデルはチューブラ設定のみの3モデル。
今後リミテッド等でソリッドシリーズは増えるのだろうか・・・・?
ソリッドモデルを排したため物足りなさを感じるラインナップになっていますが・・・・ご一読ください。
S66UL
今回はS66ULのレビューということで的を絞っていきますよ。
港湾部、漁港、小規模河川などライトゲーマー達の
定番スポットに挑むためのスタンダードモデル。
極小ワームやメタルジグ、プラグまで使用可能。
アジ・メバル・メッキ・小型青物など
ライトな対象魚なら幅広く受け入れる。
対象魚:メバル、メッキ、カマス、サバ、アジ、小型青物など。ーーーテイルウォーク公式より引用
SLASHBOIL EXの後継にあたるモデルだが、その面影は配色とリールシートのみに留まる。
ルアーウェイトはライトゲームするにあたり余裕を持った9gまでカバー。
装飾品についてはスラッシュボイルEXから比べると装飾過多に感じるがそれでも自重は83gと軽い。
レングスは最近流行りの7フィート以下。
ジグ単から、プラグ、フロート、キャロもしっかりサポート。
ロッドバッグはAJIST TZと同じスタイルのファスナーバッグになっています。
S66ULの使い勝手
ロッドの調子はチューブラでありながらAJIST TZに近い味付けになっており、SLASHBOIL EXではとれないアジにも対応できるようになった。
ファーストインプレッションはものすごくマイルド!
SLASHBOIL EXの時のドピーキーさはどこへ・・・・?
キャストの際初見ではまともに投げられなかったSLASHBOIL EXだが、LightGamer TZ の場合そんなことは無く一発目からきっちり投げる事ができた。
左:ライトゲーマーTZ 右:スラッシュボイルEX
さすがにソリッドとチューブラでの比較なので太さは一目瞭然ですね。
トップガイドはスラッシュボイルEXで糸がらみトラブルでロッドが折れたりがありましたが、より糸がらみしにくいものに変わっています。
カバー範囲
いかにオールマイティといってもチューブラでフロート??と思われがちだがロッドの腰にあたる部分からティップにかけて想像以上に柔らいため、ソリッドまでとは言わないがバイトをはじきにくい。
しかし軽量なジグ単となるとチューブラ本来の性格が顕著に出るのでアワセのタイミングは注意が必要だ。
チューブラの性格がもろに出てしまう豆アジには向いていないがそれなりのサイズのアジなら全く問題ない。
ロッドバランス
以下画像を参考にしてほしい。
162gのリールでスプールエッジ直上。
例えば17ソアレCI4+ 500S番だともっとリールフット側に寄ってクイックなファストゲームが展開できそうだ。訂正:逆でした。もうちょっと重くしないといかんのね。
ガイドについてはSLASHBOIL EXから比べると軽量化のためか減少。訂正:SLASHBOIL EX・ガイド8個、LightGamer TZ ガイド8個 同量。
しかし2.3lbの太めエステルを使用して1g等キャストしたがなかなかそこそこ飛ばすことが出来た。
ガイド減少については全く問題ないし、むしろ最適なセッティングに仕上がっていると思う。
バットエンドは肘までいかず、短すぎず、しかしロングキャストも視野に入れた長さ。
エンドはEVA
個人的にはテイルウォークTZシリーズ特有のアルミエンドが良かったな・・・・・。
総合的に
結論・・・コンセプト通り総合的にライトゲーム全般向け!!
悩まずにライトゲーム全般へエントリーするためのチューブラのみのセッティングであり、”遊ぶ”ための一本。
テイルウォーク史上最強のスーパー何でもロッドに仕上がっています。
これ一本でなんでもやってやろうというプレイヤーにはもってこいの1本です。
〇〇に特化してない分、魚種専用特化は難しい。
魚種やエリアに対してたくさんのロッドを専用化してきたイワユウの使用感としては、
カバー範囲が広くもっと早く出会いたかった一本だ。
これからテイルウォークのロッドでライトゲームを始めるならきっと最強の1本になることだろう。
チューブラということもあって折れにくいしね!
ソリッドモデル・・・・が待ち遠しい・・・。
SLASHBOIL TZ・・・・EXのドピーキーな調子で出てくれないかな・・・・。
などなど・・・これからのテイルウォーク、さらに期待が高まります。
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