テイルウォークとの出会い

今回は釣りに行かずにメーカーとの出会いについて思い出しながら書いてみることにしました。

メーカーとの出会いと言えば、ご存知の方もいらっしゃるかもしれないけど
イワユウと切っても切れないロッドメーカー。

「Tailwalk」(テイルウォーク)

最初の出会いはライトロッドのCragger 74ULF/SL “WIDEEYES”
親戚に借りたのが初顔合わせ。
特徴的だった極太ソリッドティップが初心者には扱いやすく、一般の極細ソリッドティップだとよく折ったものです。

ソリッドなのにその太さ故にチューブラとソリッドの間のような、初心者に優しいながらも感度を殺さない、
「釣りを教えてくれた」ソウルロッド。
(今触るともっさり感が強く感じてしまいます)

メインにメバルやカサゴばかり狙っていた、というか釣れたら何でも良かった時期なのでロッドの重さやテーパーとかそういうのは分からず、わからないなりにも釣らせてくれたロッドでもあります。

そして手に入れたSLASHBOIL 86UL+(チューブラがさらに進化をもたらしてくれた。

初めてのロングロッドで、少しのアクションでも大成になってしまう。
86UL+についてはその点で繊細なアクションを身につけるいわば先生のような存在。

チューブラということもあり、感度も良く、釣りに行けば毎回アワセの授業だ。

ロングロッドで培った経験はショートレングスロッドに持ち替えると操作性の向上を間違いなく体感でき、
ロングロッドのおよそ1.5倍(なんとなく)はさらに繊細にルアーを扱えるようになる。

86UL+を、いかなる時も丸々1年使い続けて得たものはとても大きかった。

次に出会ったロッドはSLASHBOIL EXTRA 610UL(ソリッド)というショートレングスの最上位モデル。

86UL+から突如610ULという急激なショートレングス化で長さと重さに戸惑った。

購入後しばらくは86UL+ばかり使っていたが道具の使い道を考えるようになってきたんですね。
このショートレングスを有効に使うには。と
・短距離での繊細なアクションが要求されるような場所
安直にもそういう使い分けを始めることになる。

それからというもの“ある特定の場所専用”としてロッドを増やしていった。
簡単に増やして行ったといってもセールで値の落ちたものがメインだ。

セールで買えば、他社大手メーカーのロッド定価と同じ金額で2~3本は買えてしまうお手ごろさが増えて行くきっかけだったのかもしれない。

そうやってロッドを増やしていくことで気づいたのがロッド1本1本の特性、特徴だ。
そこまでそろえた上で柔らかさ、硬さ、長さ、ハリ、粘り強さはそれぞれ全て違うことに気づいた。

もしもメーカーを1つに絞っていなければ独学でそこまでのことは気づけなかったと思う。

この気づきのお陰でさらに釣りの幅が広がり、ライトゲームという釣りのカテゴリを広げ、遠征にまで手を出すように。

そして今に至ると割愛します。

瀬戸内海に限らず遠征を含め、プレミアムなポテンシャルを持つロッドは絞られ始める。

5月山陰メバルにはSLASHBOIL 86UL+
フロートメバリングにSLASHBOIL 86UL
厳寒期メバルにSLASHBOIL EXTRA 610UL
アジにはPE-Z 72UUL
厳寒期ナイスアジにはSLASHBOIL 75UL+
MキャロアジングにSLASHBOIL 86UL+
4月マイクロパターンシーバスはSLASHBOIL EXTRA 610UL
ライトシーバス、チヌにVIVID 96LL
ウルトラロングディスタンスロックフィッシュにはVIVID LIMITED 96ML

こういった感じで何が必要で何が不要か明確になってきた。

増え続けたロッドはすでに30本以上。
時と場合によってロッドチェンジ出来るようになり、不測の事態にも対応するようになった。

今になって思えば、最新のロッドをメインのロッドにするのもおかしな話だなと感じる。
対象魚専用といえども竿は竿。
旧式と比べても最新が一番釣れるぜ!と思うのは少し早とちりだ。
最新の特徴をどういった使い道に引き込むか、適用させるかそのチョイスが釣果に繋がるのでメーカーに関わらず
実釣でポテンシャルを確認して使い分けしなければただの宝の持ち腐れになってしまう。

こんな風に「人を育てるロッド」のメーカーだなといつもいつも強く感じています。
決してテイルウォークを薦めるわけではなく、やっぱり好きなメーカーで好きなように釣る事が1番です。

最近購入したAJIST TZは実際に釣りに行った後に記事を書きます!

iwayuu

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[iwayuu fishing] ライトゲームジグヘッドの魔術師イワユウ

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