しばらくの間ごぶさたしておりました。
近くの河川や海に出向くもあまり調子が良くなく、
購入した14ステラC2000S、1000PGSが重すぎて全く使い物にならなかったので全バラメンテナンスをすることに。
巻きの重さ、ギアの引っかかり感が初期出荷状態が最低だった。
分解するとこれまでのリールがおもちゃに感じるような精巧さだ。
毎度の事ながらグリースで遊びを埋めるようなシマノの組み方。
グリスや余分な脂を超音波洗浄機で落とすと出るわ出るわ。
遊びだらけのがったがたで衝撃的だ。(ノングリス・ノンオイル組)
ノイズやコロが出る場所を特定しオイル組していく。
ちなみに今回使ったオイルはリールオイルが切れたのでカー用品店で買った
「カストロール EDGE(エッジ)TITANIUM SN 10W-30 1L 全合成油」
少し粘土の高いこれを買ったには理由があって、
グリスよりも柔らかく、リールオイルよりも硬いのでBBにもギアにもはたまたワンウェイクラッチにも使え、保護被膜でパーツを守れるいいとこだらけだから。
リールオイルに千円出すより1Lカストロールに二千円程度ですむ安さもまた手伝った。
遊び部分には座金を追加調整し、スパルタンに組み上げると初期巻き重りのおよそ1/2程の軽さになった。
シマノのオイルスプレーはオイル粘土低下要員。
そしてグリスはオシュレートの引っかかり部分のショック軽減要員。
その後1000PGSを分解同じくオイル組するが、初動がC2000Sよりも重い・・・・・。
座金の追加とAR-BN内へのカストロール浸透させ、改めて組み上げほぼ同じくらいに仕上がった。
この子が14ステラのどのオイル組みの子よりも軽い状態。
しかしキャスト時にローターが回転しまくる。
ほぼ壊れかけなこの子もメンテナンス。
超音波洗浄機にかけるとドス黒い汚れが出るわ出るわ。
76シーバス、50チヌやその他沢山と渡り合った際の疲労や汚れが一気に出た。
改めてカストロールオイル組すると、巻き重りほぼゼロのというかむしろ自分から回転しようとするほど軽くなった。
この段階で5日経過。
ツインパワーの2.5lbナイロンがほぼ終了のお知らせだったので今度はバリバスメバルゲートナイロン2lbに下げてまき直し。
これで飛距離が上がること間違いなし。
それからカーディフをメンテナンス。
メバル21cmとアジ2本をキープ。
アフロマンノーキープ。
途中アフロマンが海へと消え、衝撃的なラオウ状態で立ち泳ぎするアフロマンを見ることになった。
なのでアフロマンの海水に浸かったリールを翌日イワユウがメンテナンスすることに。
今回は海水に浸かった事もあってAR-Bを分解洗浄しカストロール注油して組みなおしました。
イワユウのカーディフと世代が同じなのに販売時期が違うだけでワッシャー投入位置が意外にも違った。
メンテ前、リールを真下へ向けた状態で大変ノイズ、ゴキゴキ感が多かったですが組みなおすとほぼ無く、
微妙にノイズが乗る程度までに減少。
巻き重りは気持ち軽くなった。
この1週間ほぼリールメンテナンスにだけ時間を使っていたので釣果はほぼ無しです。
カストロール使用感
シャリシャリノイズは確実に無くなります。
ギアには10W-30より気持ち固いものがいいかなと思いました。
油切れの心配は正直あまり気にしなくていいかなと。
強力被膜を形成してくれ、おまけに配合されているチタンのお陰でシャリシャリ→ヌルッヌルなフィーリングになります。
BBへの注入も上記チタンが効くせいか、回転数は下がりますがフィーリングは間違いなく向上してこちらのシャリ感も消え失せました。
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